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H・S
Q1.志望動機
大学で動物介護、実験動物、産業動物などの様々な動物についての分野を学んでいるうちに産業動物である畜産系の仕事に興味を持つようになりました。また地元である愛媛県内で仕事をしたかったからです。
Q2.現在の仕事内容は?
養豚の仕事は繁殖と離乳肥育に分けられ、今は繁殖に携わっています。その中でも、現在は分娩ステージにいます。母豚と子豚の給餌、分娩中の母豚の様子確認、助産、子豚の尾を切るなどの処置作業、去勢、体調不良の豚の治療、ワクチン接種、体重測定、豚舎の洗浄、消毒等生まれたての子豚から約21日齢くらいの子豚のお世話をしています。
Q3.仕事で苦労したことは?
新しく導入された豚(ダンブレット)は、総産仔数がとても多い豚です。そのため、母豚のお乳の数よりも子豚の方が多くなることがほとんどです。そうなると、子豚が母乳をきちんと飲むことが難しくなります。よって、総産仔数の少ない母豚のところに子豚を里子したり、時間や部屋を分けてどの子豚も母乳を飲めるようにしたりする分割授乳という作業を3日齢くらいまでの間、繰り返し行うのでとても大変です。
Q4.仕事で嬉しかったことは?
昨年の4月から新農場が開設されました。新しい品種(ダンブレット)の豚が導入され、初めてのことばかりで戸惑うことの方が多かったのですが、新しく始めることに立ち会えたことは嬉しかったです。
Q5.仕事をする上で大切にしていることは?
仕事をするうえで大切なことは、コミュニケーションを取ることだと私は考えます。現在、久万農場には母豚が約860頭、子豚が約1800頭ほどいます。これだけの豚を1人で管理するのは非常に難しいことだと思います。そこで、自分の持ち場に携わる仕事だけではなく、他のステージの人ともコミュニケーションを取り、信頼関係を構築し、スムーズに仕事を行えるようにすることが大事だと思います。
Q6.学生へメッセージ
在学中に幅広い分野に触れて欲しいです。必ずしも、深く学んだことが直結する仕事に携われるかどうかは分かりませんが、大学時代に得た知識や経験は今後の人生において必ず活きてくると思うので、自分の好きなこと、本当にやりたいことを見つけて、学生の間に探してほしいです。みなさんの入社をお待ちしています!!